AZALEA NEWS 2025年4月

和食に欠かせない 『お 茶』:leaf::leaf::leaf:
緑茶、紅茶、烏龍茶などのいわゆる一般的なお茶は【チャノキ(カメリア「・シネンシス)】というおなじ種類の
茶樹から作られています。
発酵の度合いや栽培・加工方法や産地により、たくさんの種類があります。


緑茶(りょくちゃ)・・・・・・・不発酵茶


  茶樹の葉を発酵させずにに作成
  栽培・加工方法の違いにより、煎茶、かぶせ茶、番茶、
  玉露(グリ茶)、碾茶に分類される。
  抹茶は碾茶(てんちゃ)の一種。
  



焙じ茶(ほうじちゃ)・・・・・・・不発酵茶


  煎茶や番茶を焙煎したもの。
  特有の香ばしい香りがある。
  緑茶と同じく不発酵茶


烏龍茶(ウーロン茶)・・・・・・・半発酵茶


  緑茶に近い軽発酵(10%程度)から紅茶に
  発酵(60%程度)まで様々な種類があり、
  多種多様な味や香りが楽しめるのが魅力。
  主な産地は中国。


紅茶(こうちゃ)・・・・・・・発酵茶


  茶樹の葉を十分に発酵させて(ほぼ100%)作るのが紅茶。
  産地や製茶工場の標高、収穫期などで細かく
  分類されているのが特徴。
  発酵による過程でタンニンがテマフラビンに変化
  する為、カテキン効果がUP!



お茶の特徴的な栄養成分




▲▼▲テアニン(アミノ酸)▲▼▲

  お茶に含まれるアミノ酸の約60%を占め、
  旨みや甘味を決める成分


▲▼▲タンニン(ポリフェノール類)▲▼▲

  代表的なものがカテキン類。
  抹茶では10~20%を占め、渋味や苦味を決める成分。
  カテキン類は抗菌作用や抗酸化作用が注目されている。


▲▼▲カフェイン▲▼▲

  苦味があり、利尿作用や神経の興奮作用が
  あるといわれている成分。




■カフェイン

  煎茶  →→20mg
  玉露  →→160mg
  烏龍茶  →→20mg
  紅茶  →→30mg
  ほうじ茶  →→20mg


■タンニン

  煎茶  →→70mg
  玉露  →→230mg
  烏龍茶  →→30mg
  紅茶  →→100mg
  ほうじ茶  →→40mg


【 注 意 】

    お茶に含まれる「タンニン」には鉄分の吸収を妨げる作用が
    あるといわれています。 鉄分とタンニンを一緒にとると
    吸収が阻害される為、タンニンが多く含まれる煎茶や紅茶は、
    食後30分~1時間程度あけて飲むのがオススメ。

お茶を日常的に飲むの程度は問題ないとされていますが、
カフェインの過剰摂取で健康被害が報告されています。
エナジードリンクや栄養ドリンクなどカフェインが多く含まれるものと
一緒に飲むのはやめましょう。

つつじ薬局には全店舗に栄養士がいます❢
普段の飲み物やお食事について、お気軽にご相談下さい♪

『麦茶』は大麦から作られる為、カフェインやタンニンは含まれていません。
カフェインやタンニンの摂取を控えたい方、子ども