AZALEA NEWS 2025年3月

たまごの魅力:exult:
日本は世界有数の卵消費国とも言われており、卵は食卓に欠かせない食材のひとつです。


卵は完全栄養食品:?::?::?:

  卵はたんぱく質のイメージが強いですが、それだけでなくビタミンCと
  食物繊維以外のほとんどの栄養素を摂取することができ、
  『完全栄養食品』と呼ばれることもあります。
  たんぱく質を構成するアミノ酸の中でも体内で生成できない9種類の
  必須アミノ酸を中心に栄養素が過不足なく、かつバランスよく含まれています。


卵はコレステロール値を上げる:?::?::?:

  卵を食べ過ぎるとコレステロール値が上がると言われ、1日1個を
  目安に、などと言われていましたが、近年の研究結果では、
  コレステロール値への影響はほとんどないとも言われています。
  ただし、体質によっては食べ過ぎるとコレステロール値が上がる場合も
  あるので食べ過ぎないようにしましょう。
  特に脂質異常症の方は食べ過ぎに注意が必要です。


卵の賞味期限って:?::?::?:

  卵の賞味期限は『生で安心して食べられる期限』を示しています。
  購入後は冷蔵庫で保管し、賞味期限経過後は
  加熱調理(75℃以上で1分以上)すれば食べられますが、
  数日以内に食べるようにしましょう。


たまごの三大特性

卵の特性を利用して様々な料理やお菓子ができています。

【 熱凝固性 】

  卵に含まれているたんぱく質は一定以上加熱することで
  固まる性質があります。
  卵白は58℃~80℃にかけて凝固し、卵黄は65℃~70℃で凝固します。
  この差を利用し、約65℃~70℃を保ったお湯に卵を
  つけてできるのが、黄身だけ固まった温泉卵です。

  〇●熱凝固性を利用したもの●〇

    卵焼き、プリン、茶わん蒸し、温泉卵など


【 起泡性 】

  卵にはかき混ぜることで泡立つ性質があります。
  卵白の表面のたんぱく質が空気を抱き込み、
  形状を安定させて消えにくくしています。

  〇●起泡性を利用したもの●〇

    スポンジケーキ、ムース、マシュマロなど

【 乳化性 】

  乳化とは、水と油のように本来は互いに溶け合わないもの
  同士を混ざり合った状態にすることをいい、卵の黄身には
  その働きがあります。

  〇●乳化性を利用したもの●〇

    マヨネーズ、カスタードなど