AZALEA NEWS 2024年11月

鮪(マグロ)
マグロは日本の伝統的な食文化だある刺身や寿司、焼き魚など和食の定番食材です。
年間を通して日本近海を回遊するので、新鮮で美味しいマグロを味わうことができます。


  :star1.0: マグロは部位ごとに含有量の多い栄養素が異なります。
     『赤身』 『トロ』 『血合い』 と、バランスよく食べることが大切!




『 赤 身 』


  脂質が少なくアミノ酸をバランスよく含む良質なたんぱく質が豊富。
  100g当たりのたんぱく質含有量は鶏むね肉やささみ、牛もも肉を
  上回ります。
  特にマグロには、セレンも多く含まれています。

  たんぱく質・・・皮ふや筋肉など体を構成する主な栄養素。
  セレン・・・たんぱく質の吸収を促し、抗酸化力が強く老化予防に
  効果があると言われています。

『 血 合 い 』


  吸収率の高いヘム鉄が最も多く含まれています。
  タウリンも豊富。

  鉄・・・赤血球の材料となり貧血の予防に欠かせい栄養素。
  タウリン・・・肝機能の働きを助け疲労回復に効果があると言われています。



『 ト ロ 』


  必須脂肪酸であるDHA・EPAが赤身より多く含まれています。

  DHA・・・脳細胞を活性化させ学習能力・記憶力の向上に
   役立つと言われています。
  EPA・・・血中声ステロールや中性脂肪を減らし生活習慣病の予防に
  効果があると言われています。


マグロと相性のよい食べ合わせ

マグロ(タウリン)

山芋・大根(アミラーゼなど)

疲労回復のwパワー!

  アミラーゼなどの消化酵素は、消化や吸収を
  助ける働きがあります。山芋や大根は千切りや
  すりおろして効率よく摂取しましょう。



マグロ(鉄)

トマト・パプリカ(ビタミンC)

鉄吸収をしっかりサポート!

  ビタミンCは鉄の吸収を促しヘモグロビンの
  合成を助けます。また、熱に弱いのでトマトや
  パプリカは生食がおすすめ。



マグロ(たんぱく質)

にんにく(ビタミンB6)

たんぱく質の利用効率アップ!

  ビタミンB6はたんぱく質の分解・合成に
  関わります。にんにくは刺身やマグロステーキの
  薬味によく合います。