AZALEA NEWS

冷凍食品の豆知識
  食材の準備や下ごしらえの手間を省くことができる冷凍食品。

  急速に冷凍された冷凍食品は、食材の栄養価や鮮度を
  保ちながら、長期間保存できるのも魅力です。

  冷凍食品の野菜は生野菜に比べて栄養価が落ちてしまうのではないかと
  思われがちですが、実は栄養価はほとんど変わりません。

  冷凍食品の野菜は、鮮度が良く栄養価も高い旬の時期に
  大量に収穫し加工したものがほとんどです。

  そのため時期によっては旬を過ぎた生野菜よりも栄養価が
  高いものがあります。
  また、1年を通じて安定した価格で提供されていま

冷凍食品(急速凍結)とホームフリージング(緩慢凍結)の違い

  市販の冷凍食品は、－30度から－40度の低温で急速に凍結
  することによって食品の組織の損傷を最小限にとどめることが
  でき、凍結前の品質が良い状態を保持することができます。

  一方、買った食品を家庭用冷蔵庫の冷凍室で凍結・保管させる
  ホームフリージングの場合、ドアの開閉による温度変化も
  起きるため、凍結に時間がかかります。
  そのため、食品の組織が壊れ品質の低下が早く進む場合が
  あります。
  ホームフリージングしたものは、2～3週間以内に
  使い切るようにしましょう。

★品質が損なわれる可能性があるため、一度溶けた冷凍食品は
    再凍結しないようにしましょう。

★調理冷凍食品（味付けされているもの）などは長期間保存がきくように、
   塩や砂糖などの調味料を多く使用しているものもあります。
   食べすぎに注意しましょう。

～市販の冷凍食品の解凍・調理・活用法～

肉類（ミンチ肉など）・魚介類（エビなど）

  半解凍したら時間を置かずに調理する


■冷凍食品のひき肉・・・オムレツの具やあんかけにプラス
  →→たんぱく質、鉄、亜鉛、ビタミンAなどがup！

■シーフードミックス・・・カレーや、シチュー、ピラフにプラス
  →→たんぱく質、ビタミンE、カルシウム、カリウム、鉄などがup！



野菜類（ほうれん草やブロッコリーなど）

  ・凍った状態のまま直接加熱する
  ・加熱時間は生野菜の2～3割で十分


■スープや炒め物、煮物にプラス
  →→食物繊維、カリウム、ビタミンCなどがup！



果物（ブルーベリーやマンゴー）

  なるべく包装のまま涼しい所で解凍し、
  解凍しすぎない状態で食べる


■ヨーグルトやサラダにプラス
  →→食物繊維、カリウム、ビタミンCなどがup！


☆冷凍食品を上手に活用して、普段の食事で不足しがちな栄養素を補い
  食事バランスを整えましょう。