AZALEA NEWS 2016年10月

ご存知ですか

GI値

GI値ってなんだろう？？

ＧＩとは、グリセミック・インデックス（Glycemic Index）の略で、食品が体内で糖に変わり血糖値が上がるスピードを示したものです。

ＧＩの値が高い食品ほど血糖値が上がるスピードが速く、低い食品はゆるやかになります。

血糖値と肥満の関係

体内で作られた糖は体を動かすエネルギーとなりますが、急激に増えすぎると「インスリン」という血糖値を下げるホルモンが多量に分泌されます。

この「インスリン」には脂肪を作り、脂肪の分解を抑制する働きもあり、急激な血糖値の上昇が肥満や糖尿病発症のリスクを高めるといわれています。

低GI食品で血糖値の上昇をゆるやかに

ＧＩの低い食品を摂ることで血糖値の上昇がゆるやかになり、肥満の防止やダイエットにつながるといわれています。

食品のＧＩの目安

◎高いとされる食品･･･白米、食パン、うどん、じゃがいも、にんじん、かぼちゃ、砂糖、
あんこ、フルーツの缶詰、ジャム、ジュース、アイスクリーム

◎低いとされる食品･･･玄米、全粒粉パン、ライ麦パン、そば、レタスなどの葉物野菜、大根、
トマト、きのこ類、大豆、豆腐、納豆、果物、ナッツ類、牛乳、生クリーム、ヨーグルト、
チーズ

※豆知識※食べ合わせでGI値を下げよう！！

ＧＩ値が高い食品を食べる時は、ＧＩ値を下げる働きがある食品を一緒に摂るのがおすすめ。

食物繊維を多く含む食品
ＧＩ値が高い主食を食べる時は、野菜、海藻類、豆類などの食物繊維たっぷりのおかずを
組み合わせましょう。

お酢
いなり寿司やちらし寿司などの酢飯。酢飯は砂糖控えめがおすすめ。
酢の物やピクルスをプラスするなど。

乳製品
朝食に牛乳やヨーグルトをプラスなど。
乳製品はＧＩが低い上に、他の食品のＧＩ値を抑えるといわれています。