生活習慣病で最も多いのは・・・!?
最近インターネットでお買い物をしていると、日増しに「母の日」とか「母の日のプレゼント」と言うキーワードがでてきますね。
そろそろ準備しないといけない時期ですね(汗)
年に1度、母親への感謝の気持ちを込めて何かプレゼントを!
と、毎年考えていますが、毎年ごはんをごちそうして、薬局にあるアロマ系のグッズをプレゼントしていました
今年は少し変えてみようと思いましたが、案の定、良い案が浮かばず・・・
「よし、本人に聞いてみよ(笑)」
オカンに聞いてみると・・・
「気持ちだけでいいよ」
さすが母親ってのは、すごい!無償の愛ですね
帰りの時間が遅いといつもは口うるさく言うオカンですが、その台詞はカッコ良く、ジーンときました
いつも迷惑をかけているのに、見返りは何もいらない!学ばなくては(笑)
そんなオカンのお言葉に甘えて今年も同じような感じになりそうです
いつまでも健康で長生きしてほしいものですね。
そういえば、うちのオカンは実は血圧が高め。なんとかしなければ!
そうそう、皆さんは血圧の事、どれくらいご存知ですか?
知っているようで意外と知らない方もいるのでは?
今日は、血圧について少しお話をさせて頂きますね
ご存知の方も多いと思いますが、
血圧とは、心臓が全身に血液を送り出す際、血管の壁を押す力の事です
この押す力が基準値よりも高い状態が続く事を高血圧と言います。
血圧は1日を通して一定ではありません。運動しているときやその直後、入浴中、仕事中など、状況によって数値は変動します。
高血圧患者の総数は約4000万人以上と、最も多い生活習慣病です。
そして、血圧は上と下の2つの数値で示されます。
俗にいう上の血圧(収縮期血圧)、下の血圧(拡張期血圧)は、心臓が全身に血液を送り出す為に収縮した時と、拡張した時の事を指しています。
上の血圧と下の血圧の差を脈圧といい、心臓への負担や動脈硬化の指標になります
(高齢者の高血圧では、一般的に脈圧が大きくなる傾向にあります)
では血圧が高いとはどの程度の事をいうかといいますと、
高齢者の場合、家庭などで、自分で測った値(家庭血圧)135/85mmHg以上だと高血圧です
病院や医院での測定、もしくは健康診断での測定(診察室血圧)140/90mmHg以上だと高血圧です
(年齢や持病などで基準値は若干変ります。)
これは、病院で測定した血圧(診察室血圧)は、緊張などから普段よりも高めに出る事があるので、基準値が少し高めの設定です
家庭での血圧は正常でも、診察室血圧が高いことがあり、これを「白衣高血圧」といいます
逆に診察室では正常で、家庭での測定値が高いケースもあります。これを仮面で正常値を隠したように見える高血圧という意味で「仮面高血圧」といいます
仮面高血圧は医師も気づきにくい為、家庭での血圧測定が大事になります
また、血圧が高いからといって必ずしも症状がでるとは限りません。むしろ症状がでないことの方が多い病気です
放っておくと脳卒中や心筋梗塞を引き起こす事もあります。こうした怖さから、高血圧はサイレントキラー(沈黙の殺人者)ともよばれています。
自覚症状はありませんが、しっかりと治療する必要があります
高血圧の治療の目的は、普段から血圧を管理して、合併症を未然に防ぐ事です。その為には生活習慣の改善が必要不可欠です
日本高血圧学会では、6つのポインを挙げています
・塩分制限
・アルコール摂取量の制限
・適度な運動
・適正体重の維持
・野菜、果物の積極的摂取
・禁煙
生活習慣の改善は、高血圧だけではなく、肥満、脂質異常症、糖尿病などの全ての生活習慣病、ひいては全ての病気に対して良い影響があります
なので、生活習慣の改善は、様々な病気の最大の予防にもなるのです
ですが、無理な改善をして、生活の質が犠牲になるようでは、心身ともに良い結果は出ませんので、
かかりつけの病院や我がつつじ薬局のスタッフに是非相談してみてください!!
あ、今年は血圧計でもプレゼントしよっかな~っ!?
薬剤師 さとう
そろそろ準備しないといけない時期ですね(汗)
年に1度、母親への感謝の気持ちを込めて何かプレゼントを!
と、毎年考えていますが、毎年ごはんをごちそうして、薬局にあるアロマ系のグッズをプレゼントしていました
今年は少し変えてみようと思いましたが、案の定、良い案が浮かばず・・・
「よし、本人に聞いてみよ(笑)」
オカンに聞いてみると・・・
「気持ちだけでいいよ」
さすが母親ってのは、すごい!無償の愛ですね
帰りの時間が遅いといつもは口うるさく言うオカンですが、その台詞はカッコ良く、ジーンときました
いつも迷惑をかけているのに、見返りは何もいらない!学ばなくては(笑)
そんなオカンのお言葉に甘えて今年も同じような感じになりそうです
いつまでも健康で長生きしてほしいものですね。
そういえば、うちのオカンは実は血圧が高め。なんとかしなければ!
そうそう、皆さんは血圧の事、どれくらいご存知ですか?
知っているようで意外と知らない方もいるのでは?
今日は、血圧について少しお話をさせて頂きますね
ご存知の方も多いと思いますが、
血圧とは、心臓が全身に血液を送り出す際、血管の壁を押す力の事です
この押す力が基準値よりも高い状態が続く事を高血圧と言います。
血圧は1日を通して一定ではありません。運動しているときやその直後、入浴中、仕事中など、状況によって数値は変動します。
高血圧患者の総数は約4000万人以上と、最も多い生活習慣病です。
そして、血圧は上と下の2つの数値で示されます。
俗にいう上の血圧(収縮期血圧)、下の血圧(拡張期血圧)は、心臓が全身に血液を送り出す為に収縮した時と、拡張した時の事を指しています。
上の血圧と下の血圧の差を脈圧といい、心臓への負担や動脈硬化の指標になります
(高齢者の高血圧では、一般的に脈圧が大きくなる傾向にあります)
では血圧が高いとはどの程度の事をいうかといいますと、
高齢者の場合、家庭などで、自分で測った値(家庭血圧)135/85mmHg以上だと高血圧です
病院や医院での測定、もしくは健康診断での測定(診察室血圧)140/90mmHg以上だと高血圧です
(年齢や持病などで基準値は若干変ります。)
これは、病院で測定した血圧(診察室血圧)は、緊張などから普段よりも高めに出る事があるので、基準値が少し高めの設定です
家庭での血圧は正常でも、診察室血圧が高いことがあり、これを「白衣高血圧」といいます
逆に診察室では正常で、家庭での測定値が高いケースもあります。これを仮面で正常値を隠したように見える高血圧という意味で「仮面高血圧」といいます
仮面高血圧は医師も気づきにくい為、家庭での血圧測定が大事になります
また、血圧が高いからといって必ずしも症状がでるとは限りません。むしろ症状がでないことの方が多い病気です
放っておくと脳卒中や心筋梗塞を引き起こす事もあります。こうした怖さから、高血圧はサイレントキラー(沈黙の殺人者)ともよばれています。
自覚症状はありませんが、しっかりと治療する必要があります
高血圧の治療の目的は、普段から血圧を管理して、合併症を未然に防ぐ事です。その為には生活習慣の改善が必要不可欠です
日本高血圧学会では、6つのポインを挙げています
・塩分制限
・アルコール摂取量の制限
・適度な運動
・適正体重の維持
・野菜、果物の積極的摂取
・禁煙
生活習慣の改善は、高血圧だけではなく、肥満、脂質異常症、糖尿病などの全ての生活習慣病、ひいては全ての病気に対して良い影響があります
なので、生活習慣の改善は、様々な病気の最大の予防にもなるのです
ですが、無理な改善をして、生活の質が犠牲になるようでは、心身ともに良い結果は出ませんので、
かかりつけの病院や我がつつじ薬局のスタッフに是非相談してみてください!!
あ、今年は血圧計でもプレゼントしよっかな~っ!?
薬剤師 さとう