「ホー吸入」のススメ
気管支喘息やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などで、吸入剤を使用されている方も多いと思います。
吸入器にはさまざまな種類があり、それぞれ使用方法が異なります。治療のために、正しい吸入方法を身につけていただくことが必要です
さらに薬の効果を最大限に引き出す吸入方法として、日本喘息学会や近隣の医師がススメているのが、「ホー吸入」です。
吸入薬は、気管の中に入って初めて薬の効果が出ますが、通常吸入器をくわえると、吸入口のすぐ前に舌がきてしまいます。舌を下げないでこのまま吸うと、薬が舌に当たって止まってしまったり、口や喉の奥が狭いので、薬が気管まで届きにくく、薬の効果が出にくくなります
「ホー吸入」は吸入の際に舌を下げて、「薬の通り道」をつくり、気管まで薬を届かせやすくする方法です。
まず舌を下の歯よりも前に出して、「ホー」と大きく発音してみましょう。
舌を下げ、喉の奥を広げて、口の中心に空間を作るイメージです。
そして舌を下げたまま、頭の中で「ホー」と思いながら、今度は大きく息を吸い、喉の奥に空気が当たる感じがわかったら成功です
わかりにくい場合は、手鏡とライトを用意して、鏡に向かって「ホー」の発音をし、口蓋垂(こうがいすい:通称のどちんこ)が見えるまで練習してみてください。
また吸入器を咥えた際に、舌の上に吸入口を乗せてみたり、吸う時は、背筋と首を伸ばして少し上を向いて吸入器の先が気管の方向に向けることで「薬の通り道」を作ってあげることがポイントです
「ホー吸入」はYouTubeでも動画が公開されています。
また日本喘息学会のホームページでは、全ての吸入器の動画が見ることができます。
ぜひ参考になさってくださいね
吸入で気になることやお困りのこと、ご不明な点があれば、いつでもご相談くださいね
薬剤師 すがはら
吸入器にはさまざまな種類があり、それぞれ使用方法が異なります。治療のために、正しい吸入方法を身につけていただくことが必要です
さらに薬の効果を最大限に引き出す吸入方法として、日本喘息学会や近隣の医師がススメているのが、「ホー吸入」です。
吸入薬は、気管の中に入って初めて薬の効果が出ますが、通常吸入器をくわえると、吸入口のすぐ前に舌がきてしまいます。舌を下げないでこのまま吸うと、薬が舌に当たって止まってしまったり、口や喉の奥が狭いので、薬が気管まで届きにくく、薬の効果が出にくくなります
「ホー吸入」は吸入の際に舌を下げて、「薬の通り道」をつくり、気管まで薬を届かせやすくする方法です。
まず舌を下の歯よりも前に出して、「ホー」と大きく発音してみましょう。
舌を下げ、喉の奥を広げて、口の中心に空間を作るイメージです。
そして舌を下げたまま、頭の中で「ホー」と思いながら、今度は大きく息を吸い、喉の奥に空気が当たる感じがわかったら成功です
わかりにくい場合は、手鏡とライトを用意して、鏡に向かって「ホー」の発音をし、口蓋垂(こうがいすい:通称のどちんこ)が見えるまで練習してみてください。
また吸入器を咥えた際に、舌の上に吸入口を乗せてみたり、吸う時は、背筋と首を伸ばして少し上を向いて吸入器の先が気管の方向に向けることで「薬の通り道」を作ってあげることがポイントです
「ホー吸入」はYouTubeでも動画が公開されています。
また日本喘息学会のホームページでは、全ての吸入器の動画が見ることができます。
ぜひ参考になさってくださいね
吸入で気になることやお困りのこと、ご不明な点があれば、いつでもご相談くださいね
薬剤師 すがはら