コーヒーの健康効果

毎日必ず飲むという方もいるほど嗜好品として愛されているコーヒー。


私もほぼ毎日1杯以上飲んでいます:lol:
毎日飲む飲料だからこそ、健康に良いのか気になる方もいるのではないでしょうか?
コーヒーは胃に負担がかかるという事から、身体に悪いものだという印象を持っている方も少なくないと思いますが、実は様々な健康効果があると言われていますので、今回は、コーヒーの健康効果についてご紹介したいと思います。

コーヒーに含まれる成分で真っ先に思い浮かぶのは「カフェイン」だと思います。
玉露を除けば、煎茶や紅茶、ウーロン茶など日常的に飲む他の飲料と比べて、カフェインが多く含まれています。
カフェインに含まれている効果としては、覚せい作用により、頭をすっきりさせて集中力を高める効果があると言われています。また、利尿効果があり、体内の老廃物の排泄を促進させる効果があると言われています。
そう言えば、コーヒーを飲むとトイレに行きたくなるような気がします:ase:
他にも、中枢神経を刺激して、自律神経の働きを高めたり、運動能力を向上させたり、心臓の筋肉の収縮力を強化させたりするなど、コーヒーに含まれるカフェインには多彩な効果を持っていると言われています。

また、コーヒーには、カフェイン以上にポリフェノールがたくさん含まれている事が知られています。
ポリフェノールと言えば、赤ワインなどに多く含まれていて、身体にいいという事で注目されるようになりましたが、実はコーヒーにも赤ワインに匹敵する量のポリフェノールが含まれているそうです。

コーヒーの様々な健康効果が言われていますが、飲み過ぎには注意が必要です。
飲み過ぎるとカフェインの過剰摂取に繋がります。
通常の食事で摂取する分には基本的には心配ありませんが、過剰摂取によって、めまい・心拍数の増加・興奮・不安などが起こることがあります。さらに、過剰摂取からより多くのカフェインを求めるような「カフェイン依存症」に陥ってしまう事もあるので、要注意です:!!!:

カフェインに対する感受性は個人差が大きい為、正確に評価する事は難しいようですが、適量は1日3~4杯までと考えられているようです。コーヒーと胃の健康の関係についても「ブラックで飲むと胃が心配」「空腹時に飲むと胃に悪いのでは」と思われているようですが、健康な方が普通に飲んでいる限りコーヒーが胃を悪くすることはないようです:wink:

コーヒーの健康効果にはカフェインやポリフェノールが大きく関わっており、それらの作用によって様々な健康効果が期待出来ますが、カフェインの取りすぎにより弊害などデメリットもある為、それらをしっかり理解した上でコーヒーを楽しみましょう:!!:

薬剤師 くりはら

Posted : phstaff01 (2022年10月18日)

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