薬局スタッフブログ

新型コロナウィルスの影響でマスクが手に入らない状況が続いており、手作りマスクを作る動きが広がっています。
先日、お裁縫が得意な妹が子供たちのためにマスクを作ってくれました。
可愛いマスクで子供たちも喜んでいます。ありがたいことです。

ところで、マスクをずっとつけていると、息苦しくなったり臭いがこもって不快に感じることも多いですね。おすすめなのが、マスク用アロマスプレーです。
マスクに吹きかけるだけで、気になる臭いを改善し心地よいアロマの香りで気分をリフレッシュさせてくれます。

アロマスプレーのレシピで一般的に使用される無水エタノールも今はマスク同様品薄で大変手に入りにくくなっています。そこで、無水エタノールを使用しない、グリセリンで代用するレシピをご紹介します。

グリセリンは肌の保湿剤としてスキンケア製品にも使用される材料です。アロマオイルを溶かす親油性の基材としても使えますが、エタノールよりは少し親油性に劣ります(アロマオイルが分離しやすい)。再びエタノールが手に入りやすくなったら、せひ無水エタノールを使って作ってみて下さい。


<作り方>
スプレー容器にグリセリン小さじ1杯(5ml)を入れアロマオイル5滴を加えて混ぜ合わた後、精製水(なければ水道水で代用)大さじ3杯(45ml)を加えてよく振って混ぜ合わせます。

アロマオイルは、抗菌・抗ウィルス作用のあるものがおすすめ:ティートゥリー、ユーカリ、ラベンダー、ペパーミント、オレンジ・スイート等

☆マスクの外側に2～3回スプレーして装着して下さい。
冷蔵庫で保存して1～2週間を目安に使い切りましょう。

つつじ薬局ではアロマ商品も取り扱っていますので、お好みの香りでぜひお試し下さい。

ちなみに、私の好きなラベンダーの香りは子供たちには不評で、オレンジ・スイートの香りが好評でした。




薬剤師 いしだ