暑熱順化ってご存知ですか?
10連休のGWも終わり気が付けばもうすぐ6月。
一気に気温が上がって熱中症にかかる方もたくさんになってきました。
私たちの体には暑さにさらされたとき体温上昇を防ぐため
熱を外へ逃がそうという2つの機能があります。
・皮膚血中反応
皮膚の血管を拡張させ血流を増やし
血液によって皮膚の表面から熱を体外に放出させる。
・発汗反応
皮膚血流反応だけでは熱を逃がすことができなくなると
発汗が始まり、汗が蒸発するときの気化熱により熱放散します。
これらの熱放散機能は普段から体を暑さに慣らすことで
上手に体温を放散することができるようになります。
このように暑さに対応できる体になることを
「暑熱順化(しょねつじゅんか)」といいます。
この暑熱順化によって汗の「かき方」と「質」が変わるのです。
まず少々の暑さであれば汗をかく前に熱を放出できるようになります。
また汗腺の働きがよくなり 汗が体外へ出ていく前に
「ナトリウム」を体内へ再吸収できるようになるため
大汗をかいても適切な水分補給で脱水症状や
熱中症のリスクを下げることにつながります。
ではどのようにして暑さに慣れればよいのでしょうか?
普段からできることを紹介してみますね。
・冷房に頼らない
冷房の設定温度を少し上げ
朝夕は室内に外気を取り入れるなど
冷房に依存しすぎない工夫をしましょう
・入浴
シャワーだけで済ませずしっかりお風呂につかり、
体を芯から温め 汗をじっくり出します。
風呂上りは急速に体温を下げず、
自然の風やうちわなどを使い
気化熱で体温を下げましょう
・有酸素運動
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行いましょう。
衣服の調整をすることで寒い季節や、気温の低い朝夕の時間帯でも
汗をかく環境をつくることができます。
一度暑さに順化しても、やめてしまいしばらくすると
その効果は元にもどってしまいます。
今からでも遅くありません、
いきなり冷房をガンガン効かせた部屋で過ごさず
少しずつ温度を調節しながら
一年を通じて普段から汗をかく環境を作り
暑さに負けない体づくりを目指しましょう。
事務 まえだ
一気に気温が上がって熱中症にかかる方もたくさんになってきました。
私たちの体には暑さにさらされたとき体温上昇を防ぐため
熱を外へ逃がそうという2つの機能があります。
・皮膚血中反応
皮膚の血管を拡張させ血流を増やし
血液によって皮膚の表面から熱を体外に放出させる。
・発汗反応
皮膚血流反応だけでは熱を逃がすことができなくなると
発汗が始まり、汗が蒸発するときの気化熱により熱放散します。
これらの熱放散機能は普段から体を暑さに慣らすことで
上手に体温を放散することができるようになります。
このように暑さに対応できる体になることを
「暑熱順化(しょねつじゅんか)」といいます。
この暑熱順化によって汗の「かき方」と「質」が変わるのです。
まず少々の暑さであれば汗をかく前に熱を放出できるようになります。
また汗腺の働きがよくなり 汗が体外へ出ていく前に
「ナトリウム」を体内へ再吸収できるようになるため
大汗をかいても適切な水分補給で脱水症状や
熱中症のリスクを下げることにつながります。
ではどのようにして暑さに慣れればよいのでしょうか?
普段からできることを紹介してみますね。
・冷房に頼らない
冷房の設定温度を少し上げ
朝夕は室内に外気を取り入れるなど
冷房に依存しすぎない工夫をしましょう
・入浴
シャワーだけで済ませずしっかりお風呂につかり、
体を芯から温め 汗をじっくり出します。
風呂上りは急速に体温を下げず、
自然の風やうちわなどを使い
気化熱で体温を下げましょう
・有酸素運動
ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を行いましょう。
衣服の調整をすることで寒い季節や、気温の低い朝夕の時間帯でも
汗をかく環境をつくることができます。
一度暑さに順化しても、やめてしまいしばらくすると
その効果は元にもどってしまいます。
今からでも遅くありません、
いきなり冷房をガンガン効かせた部屋で過ごさず
少しずつ温度を調節しながら
一年を通じて普段から汗をかく環境を作り
暑さに負けない体づくりを目指しましょう。
事務 まえだ