インフルエンザの予防接種はお早目に!
今年は例年にないペースでインフルエンザが
流行していることはご存じと思います
娘の小学校でも既に学級閉鎖がありました
そんな中、娘は既に予防接種を済ませました!
しかし・・・接種したその日・・・午後から発熱・・・
すでにインフルエンザに感染していたのです
このことを踏まえて(猛省して)私も改めて予防について調べてみました
予防接種はいつ頃受けるのがよいか
接種後1~2週間ほどで抗体が作られはじめ
おおよそ1か月後に免疫機能がピークとなります
例年は12~3月がインフルエンザのシーズンです
そのため、予防接種はこれからという方も多いかもしれません
今年は既に蔓延していることを考えると少しでも早い方がよさそうです
予防接種の有効性は
現行のワクチンは「感染」を完全に抑える働きはありません
しかし「発病」を抑える効果が一定程度認められています
また、発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが
中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ入院治療を必要とする方や
死亡される方もいます
これをインフルエンザの「重症化」といいます
特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する
可能性が高いと考えられています
予防接種の最も大きな効果は、「重症化」を予防することです
さて、接種後すぐに発症した娘ですが・・・
予防接種をしたことでインフルエンザを発症するなんてことはあるのか
これはありません
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンと言いウイルスの感染性を失わせ
免疫をつくるのに必要な成分を取り出して作ったものです
したがって、ウイルスとしての働きはないのでワクチン接種によって
インフルエンザを発症することはありません
最後に
予防接種以外の予防策はどんなものがあるのか
外出後の手洗い等
適度な湿度の保持
加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
人混みや繁華街への外出を控える
やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合にはある程度
飛沫感染等を防ぐことができる不織布製マスクを着用することは
一つの防御策と考えられます
室内でのこまめな換気
これらは長いコロナ禍においてみなさん心掛けてきたことだと思います
当面は油断しないことが大切なようです
ちなみに、インフルエンザで医療機関を受診するタイミングは、
発熱などの症状が出て12時間程度経過してからが望ましいとされています
感染してすぐの頃は体内のウイルス量が少ないため
検査でウイルスを検出できない場合があるのです
しかし、インフルエンザ治療薬の効果が十分に期待できるのは
発症から48時間以内です
病院への受診のタイミングを間違えると検査をする意味も治療薬の効果も
薄れてしまうので早すぎず遅すぎずが大切です
なお、インフルエンザの治療薬も最近は多岐で
粉薬(ドライシロップ)、錠剤、カプセル剤、吸入剤、点滴などがあり
中には1回の投与で済むものもあります
それぞれに特徴がありますので万が一罹患した際は主治医と相談しより良い
(自身に合った)お薬を選択してもらうことで、アドヒアランス(病気に対する
治療方法について、患者さんが十分に理解し服用方法や薬の種類に十分に
納得した上で実施、継続すること)向上にも繋がりますね
とは言え、発熱、頭痛、関節痛、倦怠感・・・
症状を挙げればキリがないインフルエンザ
感染しないよう早めに対策することが大切ですね
※厚生労働省HPより一部抜粋
薬剤師まつざわ
流行していることはご存じと思います
娘の小学校でも既に学級閉鎖がありました
そんな中、娘は既に予防接種を済ませました!
しかし・・・接種したその日・・・午後から発熱・・・
すでにインフルエンザに感染していたのです
このことを踏まえて(猛省して)私も改めて予防について調べてみました
予防接種はいつ頃受けるのがよいか
接種後1~2週間ほどで抗体が作られはじめ
おおよそ1か月後に免疫機能がピークとなります
例年は12~3月がインフルエンザのシーズンです
そのため、予防接種はこれからという方も多いかもしれません
今年は既に蔓延していることを考えると少しでも早い方がよさそうです
予防接種の有効性は
現行のワクチンは「感染」を完全に抑える働きはありません
しかし「発病」を抑える効果が一定程度認められています
また、発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが
中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ入院治療を必要とする方や
死亡される方もいます
これをインフルエンザの「重症化」といいます
特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する
可能性が高いと考えられています
予防接種の最も大きな効果は、「重症化」を予防することです
さて、接種後すぐに発症した娘ですが・・・
予防接種をしたことでインフルエンザを発症するなんてことはあるのか
これはありません
インフルエンザワクチンは不活化ワクチンと言いウイルスの感染性を失わせ
免疫をつくるのに必要な成分を取り出して作ったものです
したがって、ウイルスとしての働きはないのでワクチン接種によって
インフルエンザを発症することはありません
最後に
予防接種以外の予防策はどんなものがあるのか
外出後の手洗い等
適度な湿度の保持
加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも効果的です。
十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
人混みや繁華街への外出を控える
やむを得ず外出して人混みに入る可能性がある場合にはある程度
飛沫感染等を防ぐことができる不織布製マスクを着用することは
一つの防御策と考えられます
室内でのこまめな換気
これらは長いコロナ禍においてみなさん心掛けてきたことだと思います
当面は油断しないことが大切なようです
ちなみに、インフルエンザで医療機関を受診するタイミングは、
発熱などの症状が出て12時間程度経過してからが望ましいとされています
感染してすぐの頃は体内のウイルス量が少ないため
検査でウイルスを検出できない場合があるのです
しかし、インフルエンザ治療薬の効果が十分に期待できるのは
発症から48時間以内です
病院への受診のタイミングを間違えると検査をする意味も治療薬の効果も
薄れてしまうので早すぎず遅すぎずが大切です
なお、インフルエンザの治療薬も最近は多岐で
粉薬(ドライシロップ)、錠剤、カプセル剤、吸入剤、点滴などがあり
中には1回の投与で済むものもあります
それぞれに特徴がありますので万が一罹患した際は主治医と相談しより良い
(自身に合った)お薬を選択してもらうことで、アドヒアランス(病気に対する
治療方法について、患者さんが十分に理解し服用方法や薬の種類に十分に
納得した上で実施、継続すること)向上にも繋がりますね
とは言え、発熱、頭痛、関節痛、倦怠感・・・
症状を挙げればキリがないインフルエンザ
感染しないよう早めに対策することが大切ですね
※厚生労働省HPより一部抜粋
薬剤師まつざわ